1JZエンジンの前期と後期

前期エンジン 後期エンジン  1JZがスープラに搭載されるようになったのは、1990年(平成2年)の8月からです。 そして、1991年(平成3年)の8月の小変更時にエンジンも後期型に変わりました。
 左の写真が前期型のエンジンです。前期型のエンジンの物にマフラーを社外品に交換すると 必ずと言って良いほど白煙を吐きます。これは、タービンのEX側シールが破損してエンジンオイルが流れ込み ガソリンと一緒に燃えているのが大きな原因なようですが、もう一つ、ブローバイの戻し位置にも少し原因があるようです。 そこで、後期型のエンジンからは、このブローバイの戻し位置を変更する事によって対応をはかりました。
前期エンジン 後期エンジン ○で囲んである所を良く見ていただくとブローバイの戻し位置が違うのが分かると思います。

白煙対策パーツ
白煙対策パーツ  これが、前期型の1JZ用にトヨタから発売されている、白煙対策パーツです。内容は、エアコネクター、エアホース、ベンチレーションホース、PVCバルブをです。 品番は、12263−88401で、価格は12,700円です。(価格及び、現在もあるのかは不明です。)

取材協力−Special Thanks to マーシーオート− さん


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